プライムレートを日本語に訳すと「最優遇貸出金利」となります。つまり、特に優秀な企業に貸し出す優遇した(利率の低い)金利のことをプライムレートと言います。 日本では、貸出期間が1年未満のものを「短期プライムレート」と言います。同様に、1年以上のものを「長期プライムレート」と呼びます。
貸出先の信用力によって銀行側はプライムレートに一定の金利を上乗せして貸出しします。このため企業側にとってはプライムレートが上がれば資金調達のコストが上昇してしまいます。
これは企業の設備投資を削ぐことにつながるため、業績の先行きに対してはマイナス要因です。プライムレートが低ければ、投資意欲を誘うこととなり、企業が株価にとってもプラス要因となります。
ただし近年は企業側の資金調達方法にも変化が現れており、プライムレートを下回る金利での貸出しも増加しているため、銀行以外でも借り入れできます。
このためプライムレートが設備投資に与える影響は少なくなっており、株価の先行きを見る上で重要視することはなくなってきました。