| 為替と日常生活の関係
ハンバーガー・ショップで売られているハンバーガーの値段を例に取ります。 ハンバーガーには、牛肉、レタス、ピクルス、パン(小麦)などの食材が含まれています。
これらの食材のほとんどを外国から輸入しています。その仕入額は年間1000億円、うち200億円近くの為替取引が行われていると言われています。
円高に1円動くとその仕入れ値に2億円相当の為替差益が生じる計算になります。ハンバーガーの値段に為替相場が大きく関係していることがおわかり頂けるかと思います。
自動車のガソリンの価格はどうでしょうか。ガソリン・スタンドの看板に書かれているガソリンの価格は変動します。
ガソリンの価格は、原油価格の他に為替相場の影響を受けます。 仮に原油価格が上昇していても、為替レートがドル安円高に動けばガソリンの価格は上昇しずらくなります。
場合によっては下落するケースもあるでしょう。
そこで重要なのが為替レートです。 為替レートは外国為替市場を構成する銀行間の取引によって決められて行きます。
基本は買いたいと思う人が、売りたいと思う人より多ければ価格は上昇し、売りたい人が多ければ価格は下落しますが、
そこにはマーケット・メイカーとなる世界中の銀行が自行のポジションと市場の需給を調整しながら価格を形成して行きます。
世界中のお金の流れは、外国為替市場を通じて行われ、そのお金は魅力的な国に集まります。テレビのニュース等で耳にしていた為替レートや円高とか円安という言葉は、実は日本国民の財産の価値が、外国と比較してどれくらいの価値があるかを示していたのです。
為替の変動は自然現象のようなもの!
為替は24時間、世界中で取引されています。多くの人々(市場参加者)の売買によって価格(為替レート)は形成されます。
世界最大の市場(外国為替市場)では、特定の人物が相場を支配することは不可能です。 その変動要因は世界全体の経済の動きや、金融政策その他、多くの要因からなる自然現象のようなものです。為替は、誰からも支配されない、世界で一番公平な市場で取引されていると言えるのではないでしょうか。 |